
2026年3月24日、株式会社ONE STEPがWebブラウザ特化のビデオ配信・スキルシェアサービス「Chat Market」を日米同時にリリースした。
アプリを通さないという選択
このサービスの特徴は、アプリを介さない点にある。PWA技術を使うことで、これまで当たり前だったアプリストアの約30%手数料を回避できる仕組み。同じ仕事でも、手取りが大きく変わる可能性がある。ケースによっては、収益が倍近くになることもありそうだ。
サブスクで変わる取り分
収益面ではサブスクの仕組みが大きい。月額3300円のオプションAを選べば、実績がなくても初月から還元率85%が保証される。その後は売上に応じて段階的に上がり、100万円で86%、600万円で88%、1500万円で91%、2000万円で95%まで到達する。ここまでの水準は、業界の中でもかなり高い。
最初から有料という設計
配信はすべて最初から有料。15分150円からという設定で、無料視聴はない。この設計だと、冷やかしやアンチが入りにくくなる。結果的に、熱量の高いユーザーが残りやすい環境になりそうだ。アーカイブ販売や制作動画の販売もできるため、ストック型の収益にもつなげられる。
スキルがあれば誰でも参加可
対象はライバーやアイドルに限らない。塾講師や占い師など、実用スキルを持つ個人であれば誰でも参加可能。資格などの制限もなく、日本のスキルを海外にそのまま届けられる設計になっている。
寄付にも使える仕組み
NPO法人や政党向けには特別枠も用意されている。還元率は一律90%、売上次第で最大95%まで上がる。寄付の大半が現場に届く仕組みとしても機能する点は特徴的だ。
「個人のスキルは稼げる」という前提
代表の小野貴志氏は、「個人のスキルは稼げる」と話す。プラットフォームではなく、クリエイターと視聴者のコミュニティを中心に据えた設計。その思想がサービス全体に反映されている。登録は無料。まずは自分に合う形を試してみるのがよさそうだ。
なお、2月24日に一度リリースされたものの、アクセス集中により一時停止。今回が修正後の再リリースとなる。