
OpenAIは、2026年1月16日、低価格サブスクリプション「ChatGPT Go」を世界中のChatGPT対応地域で一斉に提供を開始したと発表。昨年8月にインドで先行投入されたこのプランは、短期間で170カ国以上に広がり、同社史上最も急速に成長した有料オプションとなった。
ChatGPT Goの性能
米国では月額8ドル(一部市場では現地通貨換算)で利用可能。無料プランに比べてメッセージ送信量が10倍に増え、ファイルアップロードや画像生成といった実用的な機能が解禁。搭載モデルは最新の「GPT-5.2 Instant」で、会話の記憶力とコンテキスト保持能力が大幅に強化されており、日常の文章作成、学習支援、アイデア出し、問題解決など幅広い場面で活躍。
ChatGPTの価格設定
ChatGPT Goの世界展開により、OpenAIは、ChatGPTの有料プランを3種類に整理。
ChatGPT Go(月8ドル)
手軽に高度なAIを試したいライトユーザー向けのエントリープラン。
ChatGPT Plus(月20ドル)
よりパワフルな「GPT-5.2 Thinking」モデルや専用コーディング支援ツール「Codex」を搭載。複雑な推論作業や長時間のコンテンツ作成、研究などに適している。
ChatGPT Pro(月200ドル)
最高性能の「GPT-5.2 Pro」モデルへのフルアクセスと最大限のメモリ容量を提供。本格的なAI活用を求めるヘビーユーザー向けのフラッグシッププラン。
ChatGPTへ広告導入
注目を集めているのが広告の扱いだ。OpenAIは米国で無料プランとChatGPT Goを対象に、数週間以内に広告テストを開始する計画を明らかにした。これにより、低コストまたは無料でAIを利用できるユーザーがさらに増える見込み。
収益多角化の戦略か
一方、Plus、Pro、Business、Enterpriseの各プランでは広告を表示しない方針を堅持しており、有料上位層の体験を保護する姿勢を強調している。この動きは、AIの民主化を加速させつつ、開発コストを賄うための収益多角化戦略の一環とみられる。ChatGPT Goのグローバル展開と広告テストの組み合わせは、今後のユーザー層拡大と事業モデルの転換点となりそうだ。